テント たたみ方完全ガイド|正しい収納方法とコツ【2026年版】
テントのたたみ方は、ペグとポールを外してから空気を抜きながら収納袋の幅に合わせて巻くのが基本です。キャンプ場での片付けの順序、ドーム・ワンタッチ・非自立式のタイプ別手順、帰宅後のテントの収納・保管方法、袋に入らないときの対処法まで具体的に解説します。
目次
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キャンプ場での撤収時、「設営はスムーズだったのに、たたむときだけ毎回手こずる」という経験がある人は多いはずです。テントのたたみ方は製品によって手順が異なり、自己流で力任せに押し込むとポールの破損や生地の傷みにつながります。この記事では、ドームテント・ワンタッチテント・ポール収納のタイプ別に正しいたたみ方の手順と、袋に収まらない・破れるといったよくある失敗への対処法を解説します。
この記事でわかること: ドームテント・ワンタッチテント・非自立式テントそれぞれのたたみ方の手順、ポールの正しい収納順序、収納袋にきれいに収める4つのコツ、撤収時によくある失敗の防ぎ方
なお、たたみ方は「その日のうちにコンパクトに収めるための手順」であり、帰宅後のカビ予防や長期保管は別の話です。使用後の乾燥・保管方法についてはテントのカビ対策ガイドで詳しく解説しているので、あわせて確認してください。
キャンプ場でのテントの片付け手順とたたみ方のコツ
テントのタイプに関わらず、キャンプ場での片付けは次の6ステップが基本です。たたみ方のコツは、収納袋の幅に合わせて折り幅を決めることと、空気を抜きながら巻くことの2点です。最初に袋の長さを測っておくと、折り直しの手間が減ります。
- テント内の荷物をすべて出す: マットや寝袋を先に運び出し、床に残った小物や砂をかき出しておく
- 乾燥させて汚れを落とす: 時間があれば撤収前にフライシートを干し、底面の泥や砂を払っておく
- ペグとガイロープをすべて外す: フライシートから先に外し、ペグは土を払ってから専用ケースにまとめる
- フライシート・インナーテントを分離する: 生地同士がこすれて傷まないよう、順番に外して広げておく
- ポールを本体から抜き取る: 無理に引っ張らず、ジョイント部分から順に外す
- 本体をたたんでから収納袋に入れる: たたみ方はテントの構造によって異なる(次章で解説)
手順3〜6の作業時間の目安は次のとおりです。
| 作業 | 目安時間 | 注意点 |
|---|---|---|
| ペグ・ガイロープの回収 | 3〜5分 | 土を払ってから専用ケースへ |
| フライ・インナーの分離 | 2〜3分 | 生地同士をこすらないよう広げる |
| ポールの抜き取り・収納 | 2〜3分 | ジョイントから順に外す |
| 本体のたたみ・収納袋詰め | 3〜7分(タイプによる) | 次章のタイプ別手順を参照 |
生地が湿っている・泥がついている状態のままたたんで持ち帰ると、密閉された袋の中でカビや臭いが発生しやすくなります。時間が取れない場合でも、目立つ泥は軽く払い、帰宅後はできるだけ早く広げて乾かしてください。
たたみやすさで選ぶなら
これからテントを購入するなら、自立式でポール構造がシンプルなモデルほど撤収のストレスが少なくなります。定番の自立式ドームテントを2つ紹介します。

Coleman(コールマン) テント BCクロスドーム 270 グリーン 4〜5人用
4〜5人が快適に過ごせる定番のファミリードームテント。クロスポール構造で簡単に設営でき、前室も備えているためキャンプ初心者にも扱いやすい入門機。
- 4〜5人用として十分な広さを確保した余裕あるフロア面積が魅力
- クロスポール構造の採用で慣れていなくても設営が簡単にできる仕様
- 前室付きでキャンプ道具や靴の収納にも便利に使える設計となっている
- 耐水圧1,500mmを確保しており急な雨天時でも安心の性能を発揮
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¥21,980(Amazon)は、クロスポール構造でポールが2本のみとシンプルな作り。ポールの取り扱いに迷いにくく、初めてでも設営・撤収の手順を覚えやすいモデルです。

Coleman(コールマン) テント ツーリングドーム ST 1~2人用 キャンプ アウトドア フェス 収納 コンパクト 簡単設営 カンガルーテント ソロキャンプ
定番ブランドColemanのソロ〜ツーリング向けドームテント。前室が広く雨天でも荷物を置けるため、初めてのソロキャンプにも扱いやすい設計になっている。
- 高さのあるフロントポールを採用し広い前室スペースを確保している
- 上部にベンチレーションを備え結露や蒸れを軽減してくれる構造という特徴がある
- フック式インナーテントの採用で1人でも設営がしやすい仕様という特徴がある
- 国内定番ブランドで入手のしやすさとサポート体制が安心できるという特徴がある
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ソロ〜ツーリング向けの¥12,586(Amazon)は、収納サイズがコンパクトで1人でのたたみ作業も完結しやすいのが特徴です。設営そのものの難易度についてはテント設営の難易度ガイドでタイプ別に詳しく解説しています。
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ポール構造がシンプルなモデルほど撤収時のたたみ方も覚えやすくなります
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
タイプ別のたたみ方
テントは大きく分けて「ドームテント(ポール差し込み式)」「ワンタッチテント(傘式)」「非自立式テント」の3タイプがあり、たたみ方の手順が異なります。
| タイプ | 特徴 | たたみ方のポイント |
|---|---|---|
| ドームテント | ポール差し込み式・自立式 | ポールを抜いてから四隅を揃えて巻く |
| ワンタッチテント | 傘式・骨組みが放射状 | ひねって折る専用手順。力任せに押しつぶさない |
| 非自立式テント | ポール1〜2本・ガイロープで形を保つ | 折り目を毎回変えて生地の劣化を防ぐ |
ドームテント(ポール差し込み式)のたたみ方
もっとも一般的な自立式ドームテントの手順です。
- ポールをすべて抜き取り、テント本体を平らな地面に広げる
- 四隅を合わせて長方形になるように整える
- 端から空気を抜きながらロール状に巻く、または三つ折りにしてから丸める
- 収納袋の口を裏返すようにかぶせ、袋の中に押し込まずに引き上げる
四隅がずれたまま巻くと空気が抜けきらず、袋に入れたときに膨らんでしまいます。広げた時点で角をきっちり合わせておくのがコツです。
ワンタッチテント(傘式)のたたみ方
紐を引くだけで設営できるワンタッチテントは、専用のたたみ方があります。傘と同じ仕組みで骨組みが放射状に開閉するため、力任せに押しつぶすとジョイント部分が折れる原因になります。
- 中心の骨組みを持ち上げ、骨組みの向きに沿って一度ひねる(多くのモデルは「ひねって折る」動作が必要)
- ひねった状態で上から押さえ、円形につぶれた形にする
- 付属のベルトやゴムバンドで固定してから収納袋に入れる
メーカーによって「ひねる方向」や折る手順が異なるため、購入時に付属する説明書やタグに記載された手順を必ず確認してください。手順を無視して力で押しつぶすと、骨組みの破損や生地の突っ張りにつながります。
非自立式テント(ワンポール・パップテント等)のたたみ方
ポールが1〜2本と少なく、ガイロープの張力で形を保つタイプです。基本的な手順はドームテントと共通ですが、ポールが少ない分、本体の生地量が多くなりがちなので、折り目を毎回同じ位置にしないことが長持ちのコツです。同じ折り目を繰り返すと生地の防水コーティングがそこだけ劣化しやすくなります。
ポールの正しいたたみ方
ポールはジョイント部分がもっとも壊れやすいパーツです。次の順序を守ると寿命が延びます。
- 中央から左右交互に折る: 端から順番に折ると、最後の1本に負荷が集中してゴムひもが伸びやすい
- 太い節から先にしまう: 収納袋に入れる際は根元側(太い部分)から入れると、細い先端が袋の外で折れる事故を防げる
- ゴムひもを強く引っ張らない: 経年でゴムひもは伸びる消耗品。無理に引っ張って収納すると劣化が早まる
ポールの収納袋には向きの目印(テープの色や矢印)が付いている製品もあります。次回の設営をスムーズにするためにも、決まった手順でしまう習慣をつけておくと安心です。
テント収納のコツ:袋にきれいに収める4つのポイント
「たためたのに袋に入らない」という悩みは、次のポイントで多くが解決します。
- 空気を抜いてから巻く: 生地の中に空気が残っていると体積が減らない。端から押し出すように巻く
- 袋を裏返してかぶせる: 本体を袋に押し込むのではなく、袋の口を大きく広げて本体にかぶせるように引き上げる
- 毎回同じ折り方をしない: 同じ折り目を繰り返すと生地が硬くなり、逆にかさばる原因になる
- 無理なら買い替えを検討する: 購入時と同じ手順でも入らなくなった場合は、収納袋自体が想定より小さい製品の可能性もある。一回り大きい収納袋への交換も選択肢になる
帰宅後のテントの収納・保管方法
キャンプ場でたたんだテントは、そのまま押し入れにしまわず、帰宅後にもう一度広げてから収納するのが基本です。
| 手順 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 乾燥 | 本体・フライシート・グランドシートを広げて乾かす | 縫い目や裾まで乾かしきる |
| 2. 汚れ落とし | 乾いた泥や砂をブラシで払う | 落ちない汚れは固く絞った布で拭く |
| 3. ゆるめに収納 | 長期保管ではきつく巻かない | 収納袋より大きめの袋や箱で折り目の負担を減らす |
| 4. 保管場所 | 湿気の少ない場所に置く | 直射日光と高温多湿を避け、床から離して置く |
乾燥の手順や保管中のカビ対策の詳細はテントのカビ対策ガイドにまとめています。
よくある失敗と対策
| 失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 袋に入らない | 空気が抜けていない・折り方が毎回違う | 端から空気を抜きながら巻き、袋を裏返してかぶせる |
| ポールが折れる | 端から順に折った・力任せに抜いた | 中央から左右交互に折り、ジョイントから外す |
| 生地が破れる | 湿ったまま強く押し込んだ・同じ折り目の繰り返し | 泥を払ってから作業し、折り目の位置を毎回変える |
| ワンタッチテントが閉じない | ひねる方向を間違えた | 付属の説明書・タグの手順どおりにひねって折る |
この記事とあわせて読みたいガイド
- はじめてテントを選ぶ人は初心者向けテント選びガイドで、たたみやすさを含めた選び方の基準を確認できます
- 撤収後の乾燥・保管でカビを防ぐ方法はテントのカビ対策ガイドにまとめています
- 設営そのものの人数・所要時間の目安はテント設営の難易度ガイドを参照してください
テントのたたみ方に関するFAQ
Q. テントを収納袋にうまく収められません。どうすればいいですか? A. 空気を抜きながら端から巻く、または三つ折りにしてから丸めると体積が小さくなります。無理に押し込むと生地が傷むため、袋のサイズに合わせて折り方を調整し、袋の口を裏返してかぶせるように入れると入りやすくなります。
Q. ポールはどの順番でたたむのが正しいですか? A. ポールは中央から左右交互に折りたたみ、外側の太い節から先に収納するのが基本です。順番を逆にするとジョイント部分に負担がかかり、ゴムひもの劣化や破損の原因になります。
Q. 濡れたテントはそのまま収納袋に入れてもいいですか? A. 濡れたまま密閉した収納袋に入れると、帰宅後の乾燥が遅れてカビや臭いの原因になります。応急的にはビニール袋で本体と分けて持ち帰り、帰宅後できるだけ早く広げて完全に乾かしてから改めて収納してください。
Q. ワンタッチテントとドームテントでたたみ方は違いますか? A. 大きく異なります。ワンタッチテントは傘のように中心の骨組みに沿って畳む専用の手順があり、力任せに押しつぶすと骨が折れます。ドームテントはポールを抜いてから本体をたたむ一般的な手順で対応できます。
Q. 収納袋がきつくて閉まらないときはどうすればいいですか? A. 無理に閉めようとせず、まず本体の空気を抜いてもう一度巻き直します。それでも入らない場合は、購入時よりも収納が甘くなっているサインなので、たたみ方の手順を最初から見直すか、一回り大きい収納袋に交換することを検討してください。
まとめ
テントのたたみ方は、ドームテント・ワンタッチテント・非自立式テントでそれぞれ手順が異なります。共通するコツは、空気を抜きながら巻くこと、ポールを中央から左右交互にたたむこと、そして毎回同じ折り目を作らないことです。手順を守れば収納袋にもきれいに収まり、ポールや生地の寿命も延ばせます。撤収時のたたみ方をマスターしたら、帰宅後はカビ対策ガイドを参考に、しっかり乾燥させてから保管してください。